柚木麻子さんの小説。
山本周五郎賞も受賞した作品でドラマ化もされています。
水川あさみさんが志村栄利子役というのはなんだか腑に落ちる。
柚木さんの描く物語に引き込まれる。
じとじとした感情を感じれるというか、女子同士にしかわからないような怖いもの見たさみたいなものがあるからなのか。
ナイルパーチの女子会は「王妃の帰還」や「ランチのアッコちゃん」とは違う、それはまぁ恐ろしい物語でした。
印象に残った一節は
「ストレスがあまりにも少ないと、引き揚げ時がよく分からなくなるのだ。」
調子に乗っててと足元すくわれる時なんかまさにこれかなと思います。
丁寧に暮らしていきましょう。