アラフォー世代はど真ん中だと思ってる村上龍さんの小説を紹介します。
69 sixty-nine
まさに青春の生々しさが炸裂する、大人が読んでも笑える痛快なストーリー。
思い出させてもらえますね青春を。
文章もさながらに突然フォントサイズが変わったりと工夫も凝らしてあり、腹の底から笑える一作です。
こんな人に読んでほしい
- 30代半ばで青春を懐かしみたいサラリーマン
- 90年代の日本のサブカルチャーに興味がある読書好きなあなた
- 笑いあり、痛みありの青春小説を探してるあなた
この小説の魅力
思い出すだけでにやけてしまいますね。
以下の通りに魅力を上げてみました。
アラフォー世代の笑える表現が豊富
今では耳にしなくなった表現が多数、もう不適切な表現のオールスターではないのか。
ナカムラの白い尻、校長の机の上、アイハラの「絞め殺してやるからな」、高校生は家畜への第一歩なのだ、とか。
執筆当時の時代背景も魅力的
ちょうどThe Beatlesが来日した1969年、若者文化が爆発した時代。
音楽、ファッション、そして青春の熱狂が色濃く描かれており、当時を知る世代はノスタルジックになれます。
学生運動とか、権力に対する反抗とか、ネグリジェとか、そんな時代ですね。
Z世代が印象に残りそうな部分
主人公たちの反抗的な精神と、既存の社会の枠組みへの挑戦。
今のZ世代にも通じる、自由と個性を追求する若者の姿が鮮明に描かれています。
SNSやインスタ世代にも響く、リアルな感情表現が魅力的。
映画化もされてます
2004年に映画化されてます。
笑えるし、でもかっこよく仕上がった作品。
当時から村上龍好きだった私はすぐに劇場へ向かいましたね、懐かしい。
主演は妻夫木くん、アダマは安藤政信くん、実は星野源も登場します。
予告編貼っておきます。
オープニングもかっこいいんだよなぁ。
最後に
69 sixty-nineは単なる青春小説ではありません。
笑いと痛み、夢と挫折が交錯する、大人が読んでもワクワクする物語。
今の自分を振り返り、若かった頃の情熱を思い出させてくれる一冊です。
懐かしさと新鮮さが同時に味わえる、最高の読書体験ができると思います、
ぜひ手に取ってお楽しみください。
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