最近、Instagramで読書アカウントと称して読んだ本の紹介を始めてみました。
どうやって伝えようか、要約するでもなく読書感想文じみたものでいいのか悩みながらふと読書についての思いが出てきたのでつらつらと書こうかなと思います。
Instagramで発信するにあたり、Chat GPTに質問を投げてみたりもした。
これは簡単な手段。
簡単、というのはwebサイトやSNSの情報を拾ってきてくれてそれっぽくまとめてくれるし、文字数やハッシュタグのアドバイス、細かな絵文字の使いかたまでレクチャーしてくれる。
あげく、動画生成もsoraならしてくれる。OpenAIは本当にすごい。
数多のAIサービスがここ数年で誕生している。
今はまさに「 AI 」の戦国時代。
その勢いはスタートアップが星の数ほど勃興しては淘汰されていく一方で進化の手が止まらない中国企業のようだ。
世界が新たな時代に突入していく中で、変化の波に乗れない僕たちはエコーチェンバーから抜け出せないまま、いい気になりステレオタイプな人生を送っていることにも気づかないで年齢を重ねていく。
なんてむつかしいことを書きたいわけじゃないんです。
たとえばね、この本よかったな、誰かに伝えたいな。
そう思った後に誰かに伝えたとしましょう。
この時、自分なりに要約した内容を伝えたり、メモ書きした一文を伝えたり。
もちろん、ただ伝えて終わることはなく、なぜその内容がためになったとか、あなたも読んでみて!
ってなる理由も織り込んで伝えると思います。
たぶん、ここで伝えられた人がその本を読んで始めて「伝わる」と思うんです。
何が言いたいかというと要約した内容や一文の抜き取りだけではその本の内容を理解することはできない、ということ。
本一冊を通して読むこと、「文脈」を読み取ることで著者が本当に言いたかったことを自らが読み取って自らの血肉に出来るんじゃないかということです。
つまり、気になった本の要約を検索していいとこどりができたと思っていても、実際のところ身にはつかないんだろうなと思ったわけです。
読書メーターやレビューを眺めて終わるんではなく、気になる本はじっくりと読み込みましょう。
おしまい。